名港海運の株価予想
Last Updated on 2025年5月10日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
名証メイン市場に上場する名港海運(9357)を取り上げます。
同社は名古屋港の港湾運送大手であり、
陸海空の一貫輸送体制を整備し、欧米やアジアに拠点を展開しています。
物流業界の中で重要な役割を果たしながら、
モーダルシフトや3PL(サードパーティロジスティクス)などのテーマに積極的に取り組むことで、
持続的な成長を目指しています。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の主要指標が注目されます。
まずPER(調整後)は10.06倍となっています。
これは、一般的な市場平均よりも割安感が出る水準であり、
投資妙味のある銘柄と考えられます。
ただし、
港湾運送業界ではPERが低い企業も存在するため、
この数値だけで過剰な割安と判断するのは慎重さも必要です。
一方、PBRは0.43倍と非常に低く、
こちらも純資産に対して企業価値が過小評価されている可能性を示唆します。
仮に、
物流需要が堅調に推移し、経営基盤が安定すれば、
株価の上昇余地は十分に期待できるでしょう。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は0.65倍と低水準です。
この数値は、売上に対して株価が適正に評価されているかを示すもので、
割安な状態であることを示唆します。
ただし、
物流業の特性上、既存の販売高が大きく変動しにくい点には留意が必要です。
出来高は比較的堅調で、
2,800株という取引量は、流動性の面では一定の安定性を示しています。
ただし、流動性が高いわけではないため、大きな買い注文や売り注文が出た場合には株価に影響しやすい点も考慮すべきです。
時価総額は約50,565百万円(約50億円)で、
発行済株数は33,006千株です。
これらの規模は、中堅の物流企業として適度な市場規模を持ち、業界内での存在感を保っています。
今週の値動きについては、
前日終値は1,512円、始値は1,538円、安値は1,504円、高値は1,538円と、
概ね安定した推移を見せています。
株価は一時的に1,538円に達する場面もあり、
1,500円台を底値としてしっかりと意識される展開となっています。
配当利回りは3.00%と、
安定的なインカムゲインを狙う投資家にとって魅力的な水準です。
株主優待としてカタログギフトも用意されており、
配当と優待の両面から長期的な投資を支える要素となっています。
物流業界は、国際物流の需要拡大や業界内の効率化推進、
さらには「モーダルシフト」や「倉庫」、「陸運」などのテーマと連動して、
今後も成長が見込まれる分野です。
ただし、
景気変動や輸送量の動向、規制強化などの外部要因、
また、新たな競争激化のリスクも存在します。
総合すると、
PERやPBR、PSRの値から割安感が強く、
しかしながら流動性の面や市場の環境変化には注意を要します。
今週は、大きな値動きは想定しにくいものの、
低調な株価が下支えされつつ、上昇の兆しも見守れる展開となる可能性があります。
投資判断にあたっては、
流動性やリスク要素を踏まえ、
1,500円台を下値のポイントとし、買いを検討するか、
または、反発を待ちながら利幅を狙うかを慎重に考えることをおすすめします。
以上を踏まえ、
名港海運は今週も、割安指標に注目する投資家にとって
引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
名港海運
名港海運の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 倉庫・運輸関連業
名古屋港の港湾運送大手。陸海空の一貫輸送体制整備。欧米アジアに拠点。
関連テーマ
モーダルシフト
倉庫
陸運
国際航空貨物混載
3PL
物流
前日終値(05/07) 1,512.0円
始値 1,538.0円
高値 1,538.0円
安値 1,504.0円
配当利回り 3.00%
単元株数 100株
PER(調整後) 10.06倍
PSR 0.65倍
PBR 0.43倍
出来高 2,800株
時価総額 50,565百万円
発行済株数 33,006千株
株主優待 カタログギフト
購入金額 最安---
