江崎グリコの株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場する江崎グリコ(2206)を取り上げます。
同社は菓子大手の一角であり、冷菓やチョコレート、スナック菓子を中心に展開し、乳製品やカレーなど多角的な事業も手掛けています。
特に暑い季節にはアイスクリームの需要が高まり、清涼飲料やバレンタインデーやハロウィンなどのイベントも販売促進に寄与しています。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が目を引きます。
まず前日終値は4,610円となっています。
市場の動きや決算発表、季節性の影響を反映しながらも、比較的安定した推移を見せています。
PER(調整後)は36.25倍と、
一般的に成長企業やブランド力のある企業においてやや割高感がある水準といえるでしょう。
ただし、
同業他社や過去の水準と比較すると、必ずしも過熱感を示すわけではなく、多角化や新商品展開による成長期待も背景にあります。
一方、PBRは1.16倍で、
こちらも1倍を超えており、同社の純資産価値と株価が近似していることを示唆します。
特に、
ブランド力や市場でのプレゼンスを考慮すれば、市場から適正な評価がなされているとも解釈できます。
加えてPSRは0.95倍と、売上高に対して株価がほぼ匹敵する水準です。
売上高に対して過大評価されているわけではなく、堅実な評価基準の範囲内といえるでしょう。
ただし、
乳製品やアイスクリームなどのテーマでは、天候や季節要因による売上変動が大きいため、
今後の気象や季節イベントに左右されやすい点には注意が必要です。
出来高は約24万4千株とやや多めで、株式流動性は比較的良好です。
これにより、
流動性リスクは抑えられつつも、大きな値動きが起こりにくい安定感も持ち合わせています。
時価総額は約3,165億円と、
大手企業として安定した規模となっています。
この規模感は、
個人投資家からの流入や長期的な保有に適した土壌といえるでしょう。
今週の株価変動を見ると、
前週末の終値と比較してもほぼ横ばいの推移が続いており、
始値は4,632円、そこからわずかに高値4,641円、安値4,577円まで動いています。
株価のポイントは、4,600円付近を維持できるかどうかが一つの判断材料となるでしょう。
配当利回りは2.05%と、安定した配当収入が得られる水準です。
株主優待としては自社グループ製品の詰め合わせがあり、追加のインカム狙いや長期保有の支援材料となっています。
今後の展望としては、
食品業界、とりわけ菓子部門では、猛暑や夏のアイス需要の拡大、バレンタインやハロウィンといった偶発的イベントの販売促進策が引き続き効果的と考えられます。
ただし、
競争激化や原材料価格の高騰、健康志向や低糖質志向の消費者動向変化には注意を要します。
また、中国をはじめとした海外展開やSNSやYouTubeを活用したマーケティングも今後の成長の鍵を握るでしょう。
総合すると、
PERやPBRの指標から見れば株価は割安とはいえませんが、
ブランド力や多角化戦略を背景に安定した事業基盤を持つ点は魅力です。
流動性も高く、長期投資や配当狙いの投資家にとっては引き続き関心を持つ価値のある銘柄と言えます。
今週は、季節性や市場環境の影響もあり、
大きな値動きは想定しにくいものの、
流動性の高さを活かした適切なタイミングでの売買判断が重要となるでしょう。
投資の際は、
4,600円台を下値支持線と見て買い向かうか、
あるいは反発待ちで値幅を追求するかを検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、江崎グリコは今週、
株価指標に注目しながら、堅実な成長戦略と市場の反応を見極めつつ投資する価値のある銘柄と言えるでしょう。
江崎グリコ
江崎グリコの株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 食料品
菓子大手。冷菓やチョコレート、スナックが主体。乳製品、カレーなども。栄養食品が拡大。
関連テーマ
菓子
アイスクリーム
猛暑
サマーストック
バレンタインデー
乳製品
牛乳
ハロウィン
食品
カレー
サプリメント
中国関連
清涼飲料
YouTube
スマートセルインダストリー
健康・機能性食品
アミノ酸
乳酸菌
米食
調味料
前日終値(06/30) 4,610.0円
始値 4,632.0円
高値 4,641.0円
安値 4,577.0円
配当利回り 2.05%
単元株数 100株
PER(調整後) 36.25倍
PSR 0.95倍
PBR 1.16倍
出来高 244,900株
時価総額 316,598百万円
発行済株数 68,468千株
株主優待 自社グループ製品詰合せ
購入金額 最安---
