中央魚類の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

総じて、慎重な買い戦略を心掛け、割安さを活かした長期投資を検討する価値は高いといえるでしょう。
今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場する中央魚類(8030)を取り上げます。
同社は水産卸業の大手企業であり、
豊洲において取扱金額トップクラスの水産荷受け大手です。
また、日本水産と親密な関係を築きながら、
独自の商品開発にも積極的に取り組むなど、多彩な展開を見せています。
水産資源の維持と効率的な物流を背景に、
卸売業としての基盤を強化しつつ、消費者ニーズに合わせた商品開発を推進している点が特長です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が目を引きます。
まず水産卸業におけるPER(調整後)は約4.77倍となっています。
市場平均と比較すると、非常に低水準にあり、
相対的に割安感が強い状態です。
ただし、
卸売業の中にはPERが低く推移する企業もあるため、
単純に評価するのは危険です。
一方、PBRは0.46倍で、
こちらも1倍を大きく下回る水準から、
企業価値が純資産に対して低く見積もられている可能性を示唆します。
仮に安定した業績を維持しつつ、
今後の成長余地が見込まれるならば、株価の上昇も期待できるでしょう。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.09倍と非常に低い水準です。
PSRは売上高に対して株価がどれだけ評価されているかを示す指標ですが、
ここまで低いと、「売上に対して株価が割安になっている」と解釈可能です。
ただし、
水産卸は売上高が膨らむ一方で利益率が高いとは限らず、
この点には注意が必要です。
出来高は直近で約1,600株と、
流動性はやや控えめです。
そのため、
取引が少ない銘柄では、ちょっとした売買によって株価が大きく動くこともあります。
時価総額は約15億円で、
発行済株数は約4,315千株と比較的小規模な銘柄です。
こうした規模の銘柄は、流動性の不足から値動きが荒くなるリスクも伴うため、投資には注意が必要です。
今週の株価動向は、
前日終値が3,460円、始値も3,460円で推移しています。
高値は3,465円、安値は3,430円と、大きな値幅はありませんが、
株価は約3,430円から3,465円の範囲で推移しています。
株価の動きのポイントは、3,430円付近の下値支持線を維持できるかどうかです。
配当利回りは約3.46%と、
安定的なインカムゲインを狙える水準です。
株主優待は設定されていないものの、配当収益を期待する投資家の支えもあり、
下値を堅持しやすい状況といえます。
水産業界は、
持続可能な資源管理や、国内外での需要増大といった長期的な成長要因を抱えていますが、
一方で、天候の変動や国際的な水産資源の制約、新たな規制強化などの不透明要素も存在します。
同社は豊洲を中心に取扱金額トップ級の実績を誇る一方、
国内外の供給状況や輸送コストの変動に常に留意しながら事業を展開しています。
総合すると、
PERやPBR、PSRなどの指標からは株価が割安に見える一方、
流動性の低さや業界特有のリスクを考慮すると慎重な判断が必要です。
今週は、
比較的安定した値動きが続くと予想されるものの、急騰や急落といった大きな変動は想定しにくい状況です。
しかし、
ちょっとした買い注文や好材料の出現によって、一時的に株価は動く可能性もあります。
投資の際には、
下値の3,430円あたりを意識した買い戦略や、反発ポイントを見極めて値幅を狙うことを検討しましょう。
以上を踏まえ、
中央魚類は、割安指標に着目し長期的な資産形成を考える投資家にとって、
引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
中央魚類
中央魚類の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 卸売業
水産荷受け大手。豊洲の取扱金額トップ級。日水と親密。独自の商品開発も。
関連テーマ
水産資源
水産卸
水産
倉庫
食品卸
前日終値(06/30) 3,460.0円
始値 3,460.0円
高値 3,465.0円
安値 3,430.0円
配当利回り 3.46%
単元株数 100株
PER(調整後) 4.77倍
PSR 0.09倍
PBR 0.46倍
出来高 1,600株
時価総額 14,952百万円
発行済株数 4,315千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
