ニッスイの株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場するニッスイ(1332)を取り上げます。
同社は水産・農林業に分類される老舗企業であり、
家庭用冷凍食品の大手として知られています。また、海外で養殖事業を展開し、高純度EPA化成品の製造も行っています。
水産業界のリーディングカンパニーとして、
国内外の需要に応じた多角的な事業展開を進めることで、
安定した成長基盤を築いています。
今週の株価動向を考える上で、以下の指標が目立ちます。
まずPER(調整後)は10.73倍と、市場平均よりも割安水準にあります。
株価収益率が低めに推移していることは、投資価値の点から注目される要素です。
ただし、
PERだけから評価すると、
食品業界は安定性が高い一方で、
競合や価格競争の激化リスクも存在します。
次に、PBRは0.98倍で1倍ちょうどに近く、
企業の簿価に対して株価がほぼ一致しています。
こちらも市場からの評価が適正域にあることを示しています。
仮に、事業が今後も安定的に推移すれば、
株価の底値付近からの反発も期待できる状況です。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.30倍と非常に低く、
売上高に対して株価が割安に見積もられている可能性があります。
この指標が示すのは、市場において売上に対する評価が控えめな点です。
ただし、
冷凍食品や養殖事業は景気や需給の変動に影響を受けやすいため、単独の数値だけで過信せずに注意が必要です。
出来高は約955,300株と比較的安定しており、
流動性は程良く保たれています。
そのため、大きな売買がなされていなくとも、
ちょっとした資金の動きで株価が動きやすい特徴があります。
時価総額は約2740億円で、
発行済株式数は約312億株です。
これらの規模は、安定した運営とともに適度な流動性を示唆します。
今週の株価の推移を見ると、
前日終値は875.7円、始値は870.0円、
高値は880.2円、安値は868.3円と、狭い範囲で推移しています。
中でも、880円付近での値動きが続いており、
株価の底堅さがうかがえます。
株価の動きの鍵は、870円台のサポートラインを維持できるかどうかにあります。
配当利回りは3.19%と、安定的なインカムゲインを期待できる水準です。
株主優待として自社商品も提供されており、長期投資の魅力もあります。
水産業界は、国内外の需要や輸出拡大を背景に、今後も堅調に推移する見込みです。
しかしながら、
為替の円高メリットや、グローバルな養殖・冷凍食品市場の動向、
貿易協定や輸入規制の影響など、さまざまなリスクも存在します。
同社の事業は国内の家庭用冷凍食品を柱としながらも、海外展開や養殖事業の拡大を推進していますが、
市場や為替の変動に敏感な側面もあります。
総合すると、
PERやPBR、PSRの評価からは割安感があり、投資妙味が高いと考えられる一方で、流動性や国際的な市場変動のリスクも現実的に捉える必要があります。
今週は、国内外の需給動向や季節要因も絡むため、大きな値動きは予想しにくいかもしれません。
しかし、
870円台のサポートラインを意識しながら、値動きに注目し、買いのタイミングを慎重に見極めることがおすすめです。
以上を踏まえ、ニッスイは今後も割安指標に基づく投資戦略を検討するうえで、引き続き注目していく価値のある銘柄と言えるでしょう。
ニッスイ
ニッスイの株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 水産・農林業
水産老舗。家庭用冷凍食品大手。海外で養殖事業、高純度EPA化成品も。
関連テーマ
水産
冷凍食品
うなぎ
軽減税率
マグロ
インスタント食品
養殖マグロ
健康・機能性食品
ブラジル関連
グローバルサウス
円高メリット
JPX日経400
ファインケミカル
ハム・ソーセージ
TPP関連
ロシア関連
養殖
アベノミクス関連
アンチエイジング
サプリメント
バイオマスプラスチック
前日終値(06/30) 875.7円
始値 870.0円
高値 880.2円
安値 868.3円
配当利回り 3.19%
単元株数 100株
PER(調整後) 10.73倍
PSR 0.30倍
PBR 0.98倍
出来高 955,300株
時価総額 274,001百万円
発行済株数 312,430千株
株主優待 自社商品
購入金額 最安---
