松田産業の株価予想
Last Updated on 2025年5月10日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場している松田産業(7456)を取り上げます。
同社は主に貴金属のリサイクルを中心とした事業を展開しており、電子材料や食品素材の卸も手掛けています。
貴金属リサイクルを主体とする事業モデルにより、スクラップから回収した金や銀、コバルト、レアアースなどの資源を再利用し、産業廃棄物処理や解体工事なども行う、多角的な事業を展開しています。
また、これらの素材は電子材料や水産、畜産分野にも供給しており、サステナビリティと資源循環の両面から企業価値の向上を図っています。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が注目されます。
まずPER(調整後)は12.63倍となっています。
市場平均の約15倍前後と比べると、
比較的割安な水準にあります。
ただし、
卸売業に分類されることから、PERだけでの評価は限定的です。
一方、PBRは1.04倍と、
企業の純資産に対する評価も妥当範囲内です。
これは、
株価が企業の純資産とほぼ一致していることを示し、
投資においては資産面の堅実さを評価できる要素です。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は0.26倍と、非常に低水準です。
この指標も、売上に対して株価が割安になっていることを示唆します。
ただし、
リサイクル業や卸売業は利益率や成長性に差が出やすいため、
PSR単独への過度な期待は禁物です。
出来高は約61,200株と、一定の流動性がありますが、
流動性リスクには留意が必要です。
そのため、流動性の低い銘柄と比べて動きは安定していますが、
小規模な売買でも株価が変動しやすい側面もあります。
時価総額は約952億円と、
中堅規模の企業として市場での位置づけとなっています。
こうした規模の企業は、
株価の動きが落ち着きやすい一方、流動性の面では注意が必要です。
今週の株価の動きとしては、
前日終値は3,490円、始値も同額。最高値は3,545円、最安値は3,455円にとどまるなど、一定の値幅で推移しています。
株価のポイントとしては、3,455円を下値としながら、3,545円付近での推移が続くかどうかが注目されます。
配当利回りは2.11%と、堅実な利回りを期待できる水準で、
株主優待のオリジナルQUOカードも魅力の一つです。
資源リサイクルや産業廃棄物処理といった事業は、持続可能な社会の実現に寄与していると同時に、
今後も国内外の資源循環ニーズの高まりとともに成長が見込まれます。
ただし、
貴金属価格の変動や規制強化、資源の供給供給状況の変化など、外部環境の影響も無視できません。
同社の事業は貴金属の回収やリサイクルを中心としながらも、関連テーマのレアアースやプラチナ、ニッケル、タングステンなど多岐にわたり、
資源市場の動向に常に留意する必要があります。
総合すると、
PERやPBR、PSRの観点からは割安感がある一方、市場の流動性や原材料価格の変動リスクなども考慮すべきです。
今週は、
資源価格の動きや国内外の資源政策が株価に影響を及ぼす局面であるため、
大きな値動きは少ない可能性もありますが、
流動性の面やテーマに敏感に反応しやすいため、投資判断には注意が必要です。
少額の買い注文でも株価に影響を及ぼしやすいことを踏まえ、
3,455円を下値と見極めながら、反発狙いや値幅の端数を狙った取引を検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、
松田産業は今週、資源リサイクルや貴金属関連のテーマ株として、割安指標と流動性をふまえた投資候補になり得る銘柄です。
松田産業
松田産業の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 卸売業
貴金属リサイクルが主体。スクラップから回収し電子材料などに。食品素材卸も。
関連テーマ
貴金属回収
金
リサイクル
産業廃棄物処理
タングステン
畜産
水産
貴金属
電子材料
解体工事
銀
コバルト
レアアース
プラチナ
ニッケル
食品卸
レアメタル
前日終値(05/07) 3,490.0円
始値 3,490.0円
高値 3,545.0円
安値 3,455.0円
配当利回り 2.11%
単元株数 100株
PER(調整後) 12.63倍
PSR 0.26倍
PBR 1.04倍
出来高 61,200株
時価総額 95,256百万円
発行済株数 26,908千株
株主優待 オリジナルQUOカード
購入金額 最安---
