扶桑電通の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場している扶桑電通(7505)を取り上げます。
同社は富士通系のディーラーであり、主にネットワークやソリューションの構築を手掛けています。
また、関連機器の販売や運用・保守サービスも展開しており、ITインフラの幅広いニーズに応えています。
業種は卸売業に分類されるものの、
情報セキュリティ対策やクラウドコンピューティングといった成長テーマに積極的に取り組む姿勢により、
安定的かつ持続的な需要の確保が期待できる点が特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標に注目したいと思います。
まずPER(調整後)は9.16倍と、市場平均よりも低めの水準にあります。
これは、株価が割安に評価されている可能性を示し、投資妙味を高めています。
ただし、
同種の卸売業の中にはPERがさらに低い企業も存在することから、相対比較だけで判断しきれない面もあります。
一方、PBRは1.25倍で、
こちらは1倍を超えており、純資産に対して適正な評価がされていると考えられます。
また、PSR(株価売上高倍率)は0.33倍と低水準です。
売上高に対し株価が割安に評価されていることがうかがえ、潜在的な上昇余地も示唆されます。
ただし、
売上規模や利益率の推移を併せて見極める必要があります。
出来高に関しては、直近で9,700株と比較的低い水準です。
流動性には注意が必要で、ちょっとした売買の変動で株価が大きく動くリスクも伴います。
そのため、
流動性リスクを念頭におきつつ、慎重に取引を進めることが重要です。
時価総額は約15億7千万程度と、この規模の銘柄としては標準的な範囲にあります。
また、発行済株数は約6.96百万株です。
こうした規模の銘柄は、少ない出来高の中で株価が荒く動きやすいため、投資時には値動きの特性を理解しておく必要があります。
今週の値動きでは、
前週末の終値が2,224円、
始値は2,230円で、2,270円にかけて高値をつける場面も見られました。
株価はおおむね2,220円から2,270円の範囲内で推移しており、
2,230円台の底堅さと上値トライの動きが今後の焦点となりそうです。
配当利回りは4.28%と、比較的高水準であり、安定したインカムゲインを狙う投資家にとっても魅力的です。
さらに、株主優待としてオリジナルQUOカードを実施しており、株式保有の価値向上に繋がっています。
今後もITインフラに関わる需要は景気やITセキュリティ対策の進展とともに堅調に推移すると期待されており、
長期的な視点では成長余地が見込める銘柄と言えるでしょう。
一方で、景況感や企業の設備投資動向に左右されやすく、
IT業界全体の変化や新たな技術動向にも注意が必要です。
総合的に判断すると、
PERやPBR、PSRといった割安指標が示す通り、株価には割安感がありながらも、流動性や業界変動リスクを把握して投資することが求められます。
今週は、短期的な値動きには注意しつつも、市場の動きや企業の成長性を見極めながら、適切なタイミングでの買いを検討する価値があるでしょう。
以上を踏まえ、扶桑電通は、割安感と成長ポテンシャルの両面から、長期投資やキャッシュインカムを狙う投資家にとって、引き続き注目すべき銘柄といえます。
扶桑電通
扶桑電通の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 卸売業
富士通系ディーラー。ネットワーク、ソリューション構築。関連機器販売、運用・保守なども。
関連テーマ
メンテナンス
情報セキュリティ
クラウドコンピューティング
ソフト・システム開発
RPA
設備工事
前日終値(06/30) 2,224.0円
始値 2,230.0円
高値 2,270.0円
安値 2,230.0円
配当利回り 4.28%
単元株数 100株
PER(調整後) 9.16倍
PSR 0.33倍
PBR 1.25倍
出来高 9,700株
時価総額 15,766百万円
発行済株数 6,960千株
株主優待 オリジナルQUOカード
購入金額 最安---
