カナデンの株価予想
Last Updated on 2025年5月11日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、東証プライム市場に上場するカナデン(8081)を取り上げます。
同社は三菱電機系の商社であり、重電・電子機器を中心にFA(ファクトリーオートメーション)やビル設備、OA機器などの分野で事業を展開しています。また、インフラやデバイス関連の取扱いも多く、幅広い電子・電機関連の商材を取り扱う専門商社です。
特にLED照明や医療機器、鉄道設備投資、センサー技術、無停電電源装置(UPS)、受変電設備、エレベーター、太陽電池関連、省エネ空調、監視カメラなど、多岐にわたるテーマに関与している点が特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、以下の指標が注目されます。
まずPER(調整後)は10.08倍であり、市場平均と比較して割安感が窺えます。 一般的にPERが10倍台前半で推移している企業は、株価が低く抑えられている状態とも言え、投資妙味が出やすい水準です。
ただし、
PBR(株価純資産倍率)は0.69倍と1倍を下回り、
企業の純資産に対して株価が低く評価されていることを示します。これは、価値が過小評価されている可能性があると同時に、市場からの期待が低い側面も含んでいます。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は0.28倍と非常に低く、 売上高に対して株価が割安と判断される水準です。これだけ低水準であることは、売上や事業基盤が安定しているにも関わらず市場が慎重な見方をしているケースもあります。
また、出来高は約17,400株と比較的軽めです。このため、流動性には注意が必要で、少額でも売買が成立しやすい一方、取引量の少なさが突発的な値動きのリスクを伴います。
時価総額は約33,615百万円と適度な規模で、発行済株数は22,500千株です。こうした規模の銘柄では、市場の動向や需給によって株価が大きく動きやすい点に留意しながら投資を考える必要があります。
今週の株価は、前日終値が1,481.0円で、始値も同じく1,481.0円、最高値は1,497.0円、最低値は1,461.0円と、比較的狭い範囲で推移しています。2,000円台後半をサポートラインとし、堅調な動きが続いています。
配当利回りは4.14%と高めであり、株主にとって一定のインカムゲインを確保しつつ、QUOカードの株主優待も魅力の一つです。
今後の展望としては、同社の事業はエレクトロニクスやインフラ関連が多く、今後も産業のデジタル化や省エネ推進といったテーマと連動していく可能性があります。一方、半導体関連やFA分野を含む多彩な事業ポートフォリオは、景気動向や技術革新に影響を受けやすい側面もあるため、注意が必要です。
総合すると、PERやPBR、PSRの観点からは株価が割安に見える一方、流動性の低さや景気変動の影響に留意すべきリスクも存在します。 今週は、比較的安定した値動きが続いていることから、大きな値動きは想定しにくいですが、一定の買い圧力や注目が高まれば、一時的な上昇も見込めるでしょう。
投資判断をする際には、流動性や業界動向も併せて考慮しながら、1,460円を下値支持線と見て買い向かうか、反発局面を待つかの判断が重要となります。
以上を踏まえ、カナデンは今週、割安指標に着目する投資家にとって、引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
カナデン
カナデンの株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 卸売業
三菱電機系商社。重電・電子機器からFA・ビル設備・OA機器。インフラ、デバイスも。
関連テーマ
LED照明
医療機器
鉄道設備投資
センサー
無停電電源装置
受変電設備
エレベーター
その他太陽電池関連
省エネ空調
監視カメラ
専門商社
その他半導体関連
FA関連
前日終値(05/07) 1,481.0円
始値 1,481.0円
高値 1,497.0円
安値 1,461.0円
配当利回り 4.14%
単元株数 100株
PER(調整後) 10.08倍
PSR 0.28倍
PBR 0.69倍
出来高 17,400株
時価総額 33,615百万円
発行済株数 22,500千株
株主優待 QUOカード
購入金額 最安---
