トラスコ中山の株価予想
Last Updated on 2025年5月27日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場するトラスコ中山(9830)を取り上げます。
同社は機械工具の専門商社として、
消耗品や機器類を現場に直送し、HC向けにも展開。
また、プライベートブランド商品を強化し、切削工具などの商材も取り扱っています。
卸売業に分類されるものの、
工場や現場のニーズに応える多角的な事業展開により、安定的な需要が期待できる点が特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が注目されます。
まずPER(調整後)は8.21倍となっています。
市場平均がおおむね15倍前後とされることを踏まえると、
相対的には割安感がある水準です。
ただし、
業界特有の企業や市場の動きによりPERが低めに推移するケースもあるため、
単純比較だけでは評価を確定できません。
一方、PBRは0.76倍で、
こちらも1倍を下回ることから、
企業価値が純資産に対して割安に見積もられている可能性を示唆します。
仮に、業績が堅調に推移し続ける場合、
株価の上昇余地が期待できます。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.44倍と非常に低い水準です。
PSRは売上に対して株価がどの程度評価されているかを示す指標ですが、
ここまで低いと、
「売上に対して株価が割安になっている」とも解釈できます。
ただし、
商社の特性上、売上高が膨らむことはある一方、利益率が高いとは限らないため、
PSRだけで過度な期待を抱かないことも重要です。
出来高は直近で101,700株と比較的取引が盛んです。
流動性は一定程度あるものの、大きな値動きには注意が必要です。
そのため、
相対的に売買が少ない銘柄に比べて、株価の変動は穏やかに推移していますが、
急な買い注文や売り圧力による動きには注意を払う必要があります。
時価総額は約132,413百万円と、
比較的大きな規模となっています。
こうした規模の銘柄は、流動性の高さとともに、市場の動きによる影響がやや抑えられる傾向がありますが、
長期的な注目や、業績動向の見極めは欠かせません。
今週の株価の動きとしては、
前日終値は1,993.0円で、始値は1,983.0円、
高値は2,010.0円、安値は1,979.0円と概ね1,980円から2,010円の範囲で推移しています。
株価の展開としては、1,980円を下値支持線と見て、反発や上昇を狙う動きが期待されます。
配当利回りは2.76%と、
安定したインカムゲインも見込める水準です。
株主優待が設定されていないものの、配当利回りの高さが投資家の留意点となるでしょう。
機械工具や商社分野は、景気動向や設備投資の動きに大きく影響を受けるため、
今後の経済状況や業界の設備投資活性化動向に注視が必要です。
一方、円安や輸送コストの変動、(卸売業界に特有の)仕入れ・販売の調整など、不透明要素も存在します。
同社の事業は、企業や現場のニーズに密接に連動するため、市場環境の変化に敏感に反応していますが、
長期的には機械工具需要の堅調な推移が期待されます。
総合評価すると、
PERやPBR、PSRの指標から見て株価は割安に映りますが、流動性リスクや業界の景気動向には十分注意が必要です。)
今週は、経済指標や設備投資の動き次第では、
大きな値動きが起こる可能性もありますが、
少額の買い注文でも株価に影響を与えやすい面を考慮しながら、
慎重な投資判断が求められるでしょう。
投資を検討する際は、
流動性を意識しつつ、
株価の抵抗線となる1,980円付近を基準としながら、
反発や割安感を利用した値幅取りを検討しましょう。
以上を踏まえ、
トラスコ中山は今週、
割安指標に注目する投資家にとって、
引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
トラスコ中山
トラスコ中山の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 卸売業
機械工具の専門商社。消耗品や機器類を現場直送。HC向けも。PB商品強化。
関連テーマ
機械工具
商社
プライベートブランド
切削工具
前日終値(05/22) 1,993.0円
始値 1,983.0円
高値 2,010.0円
安値 1,979.0円
配当利回り 2.76%
単元株数 100株
PER(調整後) 8.21倍
PSR 0.44倍
PBR 0.76倍
出来高 101,700株
時価総額 132,413百万円
発行済株数 66,008千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
