クニミネ工業の株価予想
Last Updated on 2025年5月27日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場するクニミネ工業(5388)を取り上げます。
同社はベントナイト(粘土鉱物)の最大手企業で、土木工事や鋳物産業、産業廃棄物処理分野において主力事業を展開しています。また、農業用途や化成品、ファインケミカルなど、多岐にわたる産業分野に供給しています。
土木や鋳物関連といった伝統的な産業から、環境対策や農業関連などの新たなテーマまで幅広く手がけることで、
安定した需要と多角的な事業展望が期待されるのが特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が目を引きます。
まずPER(調整後)は11.78倍となっています。
市場平均が概ね15倍前後とされることを踏まえると、
相対的には割安感のある水準といえます。
ただし、
業種によるPERの偏りや、市場平均との比較を踏まえて総合的に判断する必要があります。
一方、PBRは0.69倍で、
こちらも1倍を下回ることから、
企業価値が純資産に対して低く見積もられている可能性を示唆します。
仮に業績が安定し、今後も継続的に事業を展開できれば、株価の上昇余地が期待できる状況です。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.95倍と形成されています。
PSRは売上高に対して株価がどの程度評価されているかを示す指標ですが、
ここまで低い水準は、「売上に対して株価が割安になっている」とも解釈可能です。
ただし、
産業の特性上、売上の大小により利益率にばらつきが出やすい点には留意すべきです。
また、出来高は1,900株と比較的少なく、流動性には注意が必要です。
そのため、
取引量が少ない銘柄では、ちょっとした売買の影響で株価が大きく動く可能性があります。
時価総額は約15,013百万円(約15億円)となっています。
これは中小規模の企業としては標準的な範囲ですが、流動性や株価変動のリスクを考慮しながら投資判断を行う必要があります。
今週の株価推移を振り返ると、
前日終値は1,036円、始値は1,039円で、
高値も1,039円、安値は1,036円という狭いレンジで推移しています。
こうした動きからは、1,036円のサポートラインを意識した動きが続く可能性が高いと考えられます。
配当利回りは3.84%と高水準であり、安定したインカムゲインを狙う投資家にとって魅力的です。
また、株主優待制度は設定されていませんが、配当利回りの高さが下値を支える要素となるでしょう。
今後も、土木工事や産業廃棄物処理を含む環境サービス、農業分野での需要拡大に期待される一方で、
原材料価格の変動や国内外の産業動向、規制の動きなど、リスク要素も無視できません。
全体的に見ると、
PERやPBRの低さ、割安感に加え、配当利回りの高さから、
割安な投資対象として注目すべき銘柄ですといえるでしょう。
しかしながら、流動性や業界特有の市場リスクを踏まえながら、
慎重な判断を行うことが重要です。
今週は、大きな出来高や値動きの変動は少ないかもしれませんが、
割安指標を参考に、1,036円のサポートラインを踏まえた買い戦略や反発を待つ戦略を検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、クニミネ工業は、
割安感と安定的な配当利回りに注目する投資家にとって、今後も魅力的な銘柄として注目され続ける可能性があります。
クニミネ工業
クニミネ工業の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 ガラス・土石製品
ベントナイト(粘土鉱物)最大手。土木、鋳物、産業廃棄向け主力。農業関連も。
関連テーマ
ペット
化粧品
自動車部材・部品
農薬
化成品
ファインケミカル
復興関連
鋳物
放射能対策
産業廃棄物処理
土木
あえてスタンダード
前日終値(05/22) 1,036.0円
始値 1,039.0円
高値 1,039.0円
安値 1,036.0円
配当利回り 3.84%
単元株数 100株
PER(調整後) 11.78倍
PSR 0.95倍
PBR 0.69倍
出来高 1,900株
時価総額 15,013百万円
発行済株数 14,450千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
