東京製鐵の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、東京証券取引所のプライム市場に上場している東京製鐵(5423)を取り上げます。
同社は独立系の電炉大手メーカーであり、建材を主力としています。特にH形鋼や厚板など多彩な製品を手掛けており、熱延鋼板分野にも進出しています。鉄鋼業界の中でも、リサイクルや復興資材の需要拡大とともに成長が期待される企業です。
関連テーマとしては、建設資材や鉄鋼のほか、復興支援やリサイクル、自動車用部品分野への展開も進めており、幅広い需要を背景にした安定性と成長性の両面を持ち合わせている点が特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、以下の指標が重要となります。
まず前日終値は1,513.0円で、始値は1,510.0円、最高値は1,517.0円、最安値は1,501.0円と、比較的狭い値幅で推移しています。
次に、基本的な投資指標を確認すると、配当利回りは3.29%と比較的高水準であり、長期的なインカムゲインを狙う投資家にとって魅力的です。
また、PER(調整後)は7.65倍と、市場平均の15倍前後よりも割安感があります。これは、株価が企業の収益力に対して低く評価されていることを示しており、割安な投資候補といえます。
さらに、PBRは0.79倍と1倍未満で、企業価値が自己資本に対して抑えられている可能性を示唆しています。
売上高に対する株価倍率を示すPSRは0.51倍と、非常に低い水準で推移しており、株価が売上高と比較して割安になっていることがうかがえます。ただし、リーマンファクターとして、売上高の変動や業界特有のリスクも念頭に置く必要があります。
出来高は約193,300株と比較的少なく、流動性には課題があります。
そのため、ちょっとした注文の増減が株価に影響を与えやすい状況です。
時価総額は約1668億円であり、発行済み株式数は110,064千株となっています。
こうした規模の銘柄は、流動性の低さや価格変動の荒さに注意が必要です。
今週の株価動きとしては、前週末の終値1,513.0円、始値1,510.0円が続いており、数日間1,510円台を維持しています。
株価の焦点となるのは、1,500円を下値支持線として維持できるかどうかです。もしこの水準が堅持されるなら、安定した推移が期待できます。
配当利回りが3.29%と高めであり、配当によるインカムを重視する投資家からの支持も継続しやすい状況です。建設資材や鉄鋼といったテーマ性も、今後の需給動向に好影響をもたらす可能性があります。
一方、鉄鋼業界は世界的な景気動向や中国を含む海外市場の動きに大きく左右されるため、景気後退や貿易政策の変化などの不透明要素も存在します。
総合的に見ると、PERやPBR、PSRから見て割安に映る一方、流動性の低さや外部環境に対する敏感さも考慮すべきです。今週は、株価が1,500円を軸に推移しながら、安定的にやや上値を試す展開も見られるかもしれません。
投資判断の際には、流動性リスクや素材価格の変動性を念頭に置きながら、1,500円台を下値支持線と考えて、買い向かうか、反発を待つかを検討することをおすすめします。
以上を踏まえると、東京製鐵は今週、割安指標とテーマ性の両面から、長期的な視点を持つ投資家にとって魅力的な候補と考えられるでしょう。
東京製鐵
東京製鐵の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 鉄鋼
独立系電炉大手。建材が主力でH形鋼や厚板等製品多彩。熱延鋼板に進出。
関連テーマ
建設資材
鉄鋼
復興関連
リサイクル
自動車部材・部品
JPX日経400
前日終値(06/30) 1,513.0円
始値 1,510.0円
高値 1,517.0円
安値 1,501.0円
配当利回り 3.29%
単元株数 100株
PER(調整後) 7.65倍
PSR 0.51倍
PBR 0.79倍
出来高 193,300株
時価総額 166,857百万円
発行済株数 110,064千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
