日本乾溜工業の株価予想
Last Updated on 2025年5月27日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証福証市場に上場する日本乾溜工業(1771)を取り上げます。
同社は建設業に分類される道路工事会社であり、主に交通安全施設の舗装や設置、防災用品の提供、さらに防草土や地盤改良材といった土木資材を取り扱っています。
公共投資や都市インフラ整備の動きに伴い、道路関連や地盤改良に関わる需要が堅調に推移していることから、今後の業績安定や成長が期待されるのが特長です。
今週の株価動向を見る上で留意すべきポイントは以下のとおりです。
まず、前日終値は990円となっており、始値と高値、安値もそれぞれ991円とのみ記録され、息の長い安定的な推移が示唆されます。
市場の流動性はそれほど高くないため、こうした狭い範囲での推移が続く可能性があります。
また、株の配当利回りは1.91%と安定した収益源を提供しており、長期的な投資の観点からも魅力的です。
評価指標も注目に値し、PER(調整後)は7.34倍と非常に割安水準にあります。
市場平均の約15倍と比較して、株価が低く評価されている可能性があります。
一方、
PBRは0.55倍と1倍を下回り、純資産に対して企業価値が低く見積もられていることを示します。
これは、市場参加者が企業の資産価値に対して慎重な見方をしている証とも考えられます。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は0.28倍と低水準で、売上高に対する評価が割安であることも示唆しています。
ただし、これだけ低いと売上高の伸びや利益率の確保についても併せて考慮が必要です。
出来高は約600株と少なく、流動性の低さが懸念されるため、大きな値動きには注意が必要です。
このため、ちょっとした需給の変化で株価が大きく動くリスクも伴います。
時価総額は約5,056百万円と比較的小さく、発行済株数は5,102千株であり、市場全体の影響を受けやすい特徴があります。
こうした規模の銘柄は、流動性の低さから株価の荒れやすさに注意した投資判断が必要です。
今週の株価の推移については、
前週末の終値が約990円、始値も同程度で推移している中、時折高値近辺の991円をつける場面も見られます。
株価が1,000円を超えるかどうかが今後の焦点となるでしょう。
また、配当利回りは1.91%と安定しており、株主優待のQUOカードも魅力の一つです。
インカムゲインを求める投資家の支えによって、下値を堅める展開も期待されます。
道路整備や地盤改良などの分野は、政府の公共投資や防災意識の高まりといった背景から、長期的に需要の増加が見込まれます。
しかしながら、地政学的リスクや行政の予算配分の変動、また新型コロナ禍による工事遅延の影響など、不透明要素も少なくありません。
同社は建設関連事業を多角的に展開していますが、公共投資や防災関連の動きには常に注意を払いながら、事業の安定と成長を見極める必要があります。
総合的に見ると、
PERやPBR、PSRの指標からは低評価に見えるものの、流動性の問題や政府政策の動向などリスク要素も伴います。
今後も官民協力によるインフラ整備の動きや、国土強靱化のテーマと連動した需要拡大に期待しつつ、慎重な投資判断が求められるでしょう。
日本乾溜工業
日本乾溜工業の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 建設業
道路工事会社。道路標識など交通安全施設が主力。防災用品や防草土も。
関連テーマ
緑化関連
公共投資関連
道路
建設
地盤改良
国土強靱化
前日終値(05/22) 990.0円
始値 991.0円
高値 991.0円
安値 991.0円
配当利回り 1.91%
単元株数 100株
PER(調整後) 7.34倍
PSR 0.28倍
PBR 0.55倍
出来高 600株
時価総額 5,056百万円
発行済株数 5,102千株
株主優待 QUOカード
購入金額 最安---
