ニチバンの株価予想

Last Updated on 2025年5月28日 by 株価予想ポータル

結論:ニチバン、今週の株価の予想はおよそ1,930円から1,950円のレンジ内で推移すると推測します。
今週のニチバンの株価はおよそ1,930円から1,950円のレンジ内で推移し、一定の堅調さが見込まれます。割安なPBRやPSR指標、安定的な配当利回りに加え、株主優待の魅力もあり、長期的な投資価値が期待できます。ただし、流動性や原材料コスト変動などのリスクも考慮し、慎重な段階的買い付け戦略を採ることが重要です。
全体としては、現状の指標と需要の堅調さから、今後も安定した成長と株価の反発余地が見込まれるため、長期視点での投資に適した銘柄といえるでしょう。

今週注目したい銘柄として、

東証プライム市場に上場しているニチバン(4218)を取り上げます。

同社は粘着テープの大手メーカーであり、

特に「セロテープ」の高いシェアを誇ります。
また、絆創膏や医療用粘着テープなどの医療用製品も展開しており、
医療分野への事業拡大にも積極的です。

粘着テープを中心とした化学工業に分類されるものの、
医療用品や文具、雑貨など幅広い市場を対象にしていることから、
安定した需要が見込まれるのが特徴です。


今週の株価動向を考察するにあたっては、

以下の指標が注目に値します。

まずPER(調整後)は20.17倍となっています。
市場平均と比較するとやや割高な印象もありますが、
成長期待や医療分野の需要増を背景に、慎重に判断すべきポイントです。

一方、
PBRは0.93倍で、
こちらも1倍を下回ることから、
市場から見て企業価値が純資産に対して割安と評価されやすい状況です。

仮に今後も事業拡大や収益基盤の強化が続けば、
株価の上昇余地は期待できるでしょう。

また、PSR(株価売上高倍率)は0.81倍と、売上高に対して株価が低く評価されています。
これは、
株価に対する売上高の評価が相対的に低いことを示しており、
投資妙味のひとつとなります。
ただし、
売上高だけを指標とすると過度に楽観する危険もあるため、利益率やキャッシュフローなど他指標も合わせて検討が必要です。

出来高は約5,900株と一定の流動性があるものの、市場の状況によっては流動性の低下に注意が必要です。

こうした状況から、流動性リスクを認識した上で投資判断を行うことが重要です。

今週の株価は、先週末終値の1,923円から始値では1,932円とやや高めに推移し、高値は1,950円をつけましたが、一方で安値も1,929円と狭く推移しており、全体的には一定のレンジ内にあります。
株価の動きとしては、1,930円〜1,950円の範囲で上下動する展開が続く可能性があります。

配当利回りは2.05%と、
安定的なインカムゲインを狙う投資家にとって魅力的な水準です。
株主優待として自社製品の詰合せも提供されており、長期保有のインセンティブとなっています。

医療や文具などの需要は、国内の高齢化や社会の多様なニーズにより今後も堅調に推移すると考えられます。
ただし、
医療費抑制策や、原材料コストの動向、競争激化など、不透明感も存在します。

総合的に見ると、
PERやPBR、PSRの指標から割安感が見られる一方で、
流動性や原材料価格の変動リスクなどの側面も忘れてはいけません。

今週は、株価が比較的堅調に推移しつつも、大きな変動は控えられる展開が予想されますが、
少額の買い注文でも株価が動きやすい点には注意が必要です。
そのため、
2,000円台前半を下値支持線と見極めながら、反発局面を見極めて段階的に買いを入れる戦略も検討できます。

以上を踏まえ、
ニチバンは今週、
割安指標に加え安定した配当と株主優待の魅力から、
長期的に株価の動きを見守る価値がある銘柄と言えるでしょう。

参考指標
4218  東証プライム
ニチバン

ニチバンの株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 化学
粘着テープ大手。「セロテープ」で高シェア。絆創膏など医療用も。大鵬薬品と開発。

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前日終値(05/22) 1,923.0円
始値 1,932.0円
高値 1,950.0円
安値 1,929.0円
配当利回り 2.05%
単元株数 100株
PER(調整後) 20.17倍
PSR 0.81倍
PBR 0.93倍
出来高 5,900株
時価総額 40,273百万円
発行済株数 20,738千株
株主優待 自社製品詰合せ
購入金額 最安---