山九の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場している山九(9065)を取り上げます。
山九は、日本製鉄系の陸運業に属し、物流とプラント事業を主要な柱として展開しています。特に高炉の改修に強みを持ち、中東やアジア地域にも物流ネットワークを拡大しています。
同社は、陸運業の中でも大型の物流インフラを担う企業であり、
ガラスや鉄鋼などの重厚長大品を扱う事業が収益源となっています。
グローバルに展開する物流サービスにより、国内外のプラント建設や修繕のニーズに応えているのが特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標に特に注目したいと思います。
まずPER(調整後)は13.64倍となっています。
市場平均と比べると割安圏にあり、成長性と安定性のバランスが評価される水準です。
ただし、
陸運業界全体が成熟局面にあることも考慮すると、PERだけで評価しきれない部分もあります。
一方、PBRは1.47倍で、
こちらも1倍を上回る水準です。
企業の資産価値や財務の堅実さを示しており、企業評価も安定的と考えられます。
仮に、今後物流需要の拡大やプラント事業の成長が持続すれば、株価の上昇余地は十分にあり得ます。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.71倍と、低く評価されているため、売上高に対する株価の割安感も目立ちます。
ただし、陸運業は売上の変動に敏感な側面もあり、景気や物流需要の動きに左右されやすいため、単一の指標だけで判断しないことが肝要です。
出来高は直近で174,500株で、一定の流動性は確保されていますが、
大きな値動きが頻繁に起きるほど、市場の流動性が高いわけではありません。
投資の際には、流動性リスクに注意が必要です。
時価総額は43,205百万円、発行済株数は約55.5百万株と、中規模の企業といえます。
こうした規模の銘柄は、市場の変動や業績動向により短期的な値動きが荒くなることもあり得るため、リスク管理が重要です。
今週の値動きについては、
前日終値は7,732円、始値は7,721円とほぼ横ばいで推移し、一時7,810円まで値を上げる場面もありました。
株価の動きとしては、7,700円台を下値支持線と見て、維持できるかどうかが焦点となるでしょう。
配当利回りは2.97%と、安定的に配当を得られる水準にあり、
インカムゲインを狙う投資家の関心も高まる可能性があります。
また、物流とプラント事業の堅調さから、今後の業績に期待が持てる点もポイントです。
ただし、地政学リスクやグローバル経済の情勢の変化、特に中東やアジアでの物流需要の変動には注意が必要です。
山九の事業は、国内外の物流・プラント需要に支えられていますが、価格競争や原材料コスト上昇といった外部要因も考慮しなければなりません。
総合的に見て、
PERやPBR、PSRの指標からは割安感がある一方、流動性や外部リスクも踏まえた慎重な投資判断が求められます。
今週は、**需給の状況や地政学的要因などにより、大きな値動きは想定されにくいものの、**
少しの買い圧力でも反応しやすい特性を持つ銘柄であることから、注目しておく価値はあります。
投資を検討する際には、
流動性やリスクを十分に考慮しながら、
今後のサポートラインとみなす7,700円付近を意識した買い付けや、
値動きの反発を狙った戦略を検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、山九は今週も、
割安水準の評価と安定した事業基盤に着目した投資判断に適した銘柄と言えるでしょう。
山九
山九の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 陸運業
日本製鉄系。物流とプラント事業が柱。高炉改修に強み。中東、アジアで物流。
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前日終値(06/30) 7,732.0円
始値 7,721.0円
高値 7,810.0円
安値 7,721.0円
配当利回り 2.97%
単元株数 100株
PER(調整後) 13.64倍
PSR 0.71倍
PBR 1.47倍
出来高 174,500株
時価総額 432,057百万円
発行済株数 55,470千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
