岡山製紙の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場する岡山製紙(3892)を取り上げます。
同社はパルプ・紙業界に属し、王子グループの中四国地区を拠点とする中堅の板紙メーカーです。
主に段ボールの中芯や美粧段ボールを主力商品として展開しており、段ボール業界の需要に応えています。
特に、段ボールの中芯は物流・EC需要の増加を背景に安定した需要が見込まれ、
デジタル印刷に関連した高付加価値商品も開発している点が注目されます。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が重要となります。
まず、PER(調整後)は5.98倍と非常に低い水準です。
市場での平均的なPERが約15倍前後とされることを考えると、
割安な評価を受けているといえるでしょう。
ただし、
同業他社や業界全体と比べてもPERが低いことには、
業績の伸び悩みや、今後の成長性に不透明さが影響している可能性もあります。
一方、PBRは0.67倍と1倍を下回っており、
こちらも企業の純資産に対して低く評価されていることを示しています。
これは市場からの期待が控えめである一方、
堅実な財務基盤や資産価値の割安感が評されているとも考えられます。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は0.71倍と低水準であり、
売上高に対して株価が割安に評価されているシグナルです。
ただし、
売上の拡大や利益率の向上には注意が必要で、
PSRだけで過度な期待を持つことには注意したいところです。
出来高は2,200株と比較的少なく、
流動性は高いとはいえません。
そのため、
小規模な売買でも株価に大きく影響しやすい点には留意が必要です。
時価総額は約8,239百万円(約82億円)にとどまり、
発行済株数は5,500千株となっています。
この規模は一定の市場の注目を集めやすい一方、
流動性リスクも併せて考慮すべきです。
今週の株価動きに関しては、
前日の終値1,482円、始値1,495円、高値1,507円、安値1,486円と、
1,480円台を中心に推移しています。
一部では一時的に1,510円を超える場面も見られました。
株価の動きのポイントは、1,480円台の下値を維持できるかどうかにありそうです。
また、配当利回りは2.67%と比較的安定した利回りを提供しており、
株主への還元面でも魅力的です。
このため、配当利回りと株主優待のQUOカードとを組み合わせたインカムゲインを狙う投資家からの支持も継続する可能性があります。
産業全体には、
段ボールの需要拡大やデジタル印刷の進展を背景に、今後も成長が期待される一方、
景気変動や価格競争の激化、物流コストの上昇といった不透明要素も存在します。
同社の事業は伝統的な段ボール板紙の製造を中心としつつも、
新たに高付加価値商品への取り組みを進めているものの、
市場や経済情勢の変化には引き続き注意が必要です。
総合すると、
PERやPBR、PSRの数値からは割安感が強く、今後の株価上昇のポテンシャルも期待されます。
ただし、流動性の低さや業界動向の影響を考慮する必要もあります。
今週は株価の一時的な調整や底堅さを見極める局面となるため、
慎重な動きとともに、
1,480円を下値支持と見て積極的に買い向かうか、反発を待つかを検討されることをおすすめします。
以上を踏まえ、
岡山製紙は、割安指標の観点から見て、長期的な視点で投資対象と考える価値がある銘柄と言えるでしょう。
岡山製紙
岡山製紙の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 パルプ・紙
王子系、中四国地盤の板紙中堅。段ボール用中芯などが主力。美粧段ボールも。
関連テーマ
段ボール
デジタル印刷
前日終値(06/30) 1,482.0円
始値 1,495.0円
高値 1,507.0円
安値 1,486.0円
配当利回り 2.67%
単元株数 100株
PER(調整後) 5.98倍
PSR 0.71倍
PBR 0.67倍
出来高 2,200株
時価総額 8,239百万円
発行済株数 5,500千株
株主優待 QUOカード
購入金額 最安---
