川崎汽船の株価予想
Last Updated on 2025年5月9日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場する川崎汽船(9107)を取り上げます。
同社は海運業の大手企業の一角であり、
バラ積み船の運航を中心に、鉄鋼原料、自動車船、LNG輸送など多岐にわたる事業を展開しています。
特に、北極海航路や円安メリットを活かした輸送コスト削減に取り組む一方、
LNG運搬船の拡充によるエネルギー輸送分野の強化も進めています。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が目を引きます。
まずPER(調整後)は4.37倍となっています。
市場平均が約15倍前後とされることを踏まえると、
非常に割安な水準にあります。
ただし、
海運業界は景気循環の影響を受けやすく、
PBRは0.78倍で、こちらも1倍以下に近づいていることから、
企業の純資産に対して株価が下回っている状況です。
仮に、
業績の安定や今後の輸送需要拡大により持ち直す兆しが見えれば、
株価上昇の余地は十分に想定されます。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は1.22倍と、市場全体から見ると妥当な水準です。
この値は、
売上高に対して株価が評価されている度合いを示し、
低い値では業績見込みに対し過度な期待はできませんが、
適正範囲内の評価とも言えます。
また、
出来高は約2,594万株と比較的多めであり、
流動性も一定程度確保されています。
この点からは、
投資家が適切に入りやすく、売買に伴う値動きも比較的安定する可能性があります。
時価総額は約1兆2872億円で、
発行済株数は約63,917万株となっています。
こうした規模の銘柄は、
流動性や市場の関心を考慮すると、中長期的な投資対象として魅力的です。
今週の株価動きについては、
前日終値が1,946円、始値が2,001円となり、
高値は2,015円、安値は1,925円の範囲内で推移しています。
株価の今後の動向を見極めるポイントとしては、
1,925円を下値支持線とし、上値の抵抗となる2,015円付近を超える動きに注目したいところです。
配当利回りは5.95%と高水準であり、
安定したインカムゲインを狙う投資家の関心も高まるでしょう。
海運業界は、
中国関連やブラジル関連、地政学リスクなど、多様な外部要因にも影響を受けやすいため、
今後も原油安やモーダルシフト、環境規制の動きなどに注意が必要です。
同社の主要事業は輸送需要に左右されやすい一方、
LNG輸送や環境対応船の拡充など、長期的な成長戦略も進めているため、
これらの動向を見守る必要があります。
総合すると、
PERやPBR、PSRといった割安指標から、株価は割安に見えますが、
流動性や外部環境変化のリスクも考慮しながら判断することが重要です。
今週は、市場や業界動向が安定した状況にあるため、
<強い値動きが見込まれにくいものの、
適切なタイミングで投資を検討する余地もあります。>
少ない買い注文でも株価が動きやすい点を踏まえ、
1,925円を下値に注目しつつ、価格動向を見極めながら投資判断を行うことをおすすめします。
以上を踏まえ、川崎汽船は今週、
割安指標や配当利回りに注目して投資を考える投資家にとって、
引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
川崎汽船
川崎汽船の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 海運業
海運大手3社の一角。バラ積み船強化。鉄鋼原料、自動車船、LNG輸送が中心。
関連テーマ
原油安メリット
北極海航路
円安メリット
モーダルシフト
LNG運搬船
読売333
ブラジル関連
洋上風力発電
CO2回収・貯留
JPX日経400
親子上場
チャインドネシア関連
ロシア関連
LNG
インドネシア関連
アフリカ関連
中国関連
前日終値(05/07) 1,946.0円
始値 2,001.0円
高値 2,015.0円
安値 1,925.0円
配当利回り 5.95%
単元株数 100株
PER(調整後) 4.37倍
PSR 1.22倍
PBR 0.78倍
出来高 25,943,900株
時価総額 1,287,292百万円
発行済株数 639,172千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
