トリニティ工業の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週の注目銘柄として、東証スタンダード市場に上場するトリニティ工業(6382)を取り上げます。
同社は塗装設備の大手企業であり、自動車産業向けの設計・プラントまで一貫して手掛けています。トヨタグループを中心とした自動車関連の生産現場において重要な役割を担っており、塗装ラインの提案から設置までを自社内で完結させる体制を整えています。また、自動車部品の製造も手掛けており、業種は機械業界に属します。これにより、多角的な事業展開と堅実な収益基盤を持つ点が特徴です。
株価の動きを把握する上で、以下の指標が注目されます。まずPER(調整後)は6.74倍と非常に割安な水準です。市場の平均と比較すると、投資家は同社の株価に対して高い評価をする余地があると考えられます。一方、PBRは0.56倍と、純資産に対して株価が大きく割安に評価されていることを示しています。これらの指標から、株価が企業価値に対して過小評価されている可能性が考えられます。
また、PSRは0.45倍と低水準であり、売上高に対して株価が割安と見なせます。ただし、この数値だけで過度な期待を持つのは危険であり、利益率や利益の安定性など他の要素と合わせて判断する必要があります。
出来高は約15,600株と比較的安定しており、流動性も特段低いわけではありません。しかしながら、流動性が低い銘柄はちょっとした買い圧力や売り圧力によって株価が大きく動きやすいため注意が必要です。時価総額は約1,835億円と中堅規模で、発行済株数は約18,220千株となっています。
株価は前日終値1,004円から、始値1,019円、高値も1,019円で推移し、安値は1,005円とほぼ同じ位置に留まっています。今後の動きとしては、1,000円前後のサポートラインを意識しながら、株価が維持できるかどうかがポイントです。また、配当利回りは約4.96%と高水準であり、安定的なインカムゲインを狙う投資家にとっては魅力的な水準です。
この分野は、自動車の電動化や環境規制の強化により、今後も需要が拡大する見通しです。ただし、景気動向や自動車メーカーの投資計画、海外展開の進行状況など、外部要因の変化には注意が必要です。
総じて、PERやPBR、PSRの観点から株価は割安に映る一方、流動性や業界の動向といったリスク要素も考慮しなければなりません。今週は特に大きな材料や材料待ちの状態ではないため、急激な値動きは起こりにくいと予想されます。ただし、少額の買い注文でも株価が動きやすい点を踏まえ、投資判断をされると良いでしょう。
投資の際は、1,000円台を下値支持線と見定め、値動きに注意を払いながら買いを検討することをおすすめします。以上の状況を踏まえると、トリニティ工業は、割安指標に注目する投資家にとって、引き続き検討価値のある銘柄といえるでしょう。
トリニティ工業
トリニティ工業の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 機械
塗装設備大手。トヨタグループ向け主力。設計・プラント迄一貫。自動車部品も。
関連テーマ
自動車材・部品
機械
前日終値(06/30) 1,004.0円
始値 1,019.0円
高値 1,019.0円
安値 1,005.0円
配当利回り 4.96%
単元株数 100株
PER(調整後) 6.74倍
PSR 0.45倍
PBR 0.56倍
出来高 15,600株
時価総額 18,347百万円
発行済株数 18,220千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
