扶桑化学工業の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場する扶桑化学工業(4368)を取り上げます。
同社は果実酸類を大手として展開し、リンゴ酸においては世界的な高シェアを誇っています。
また、電子材料分野ではウエハの研磨剤原料に強みを持ち、多角的な事業展開を行っています。
化学業界の中でも特に果実酸関連のファインケミカルや電子材料において、
堅実な需要を背景に安定的に売上を伸ばすことが期待できるのが特徴です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が注目されます。
まずPER(調整後)は11.76倍と、市場平均と比較しても割安圏にあります。
一般的にPERが10倍前後で推移している点を踏まえると、
株価の割安感が目立ちます。
ただし、
化学業界の中にはPERが低めに推移する企業も多いため、
単純な比較だけでは慎重な判断が必要です。
一方、PBR(純資産倍率)は1.32倍と、
1倍をやや上回る水準であり、
企業の資産価値と比較して株価が適正範囲内にある可能性を示唆しています。
仮に業績の安定を背景に今後も収益を維持できれば、株価の上昇余地は期待できそうです。
さらにPSR(株価売上高倍率)は1.98倍と適度な水準で、
売上高に対して株価が適正評価されていると考えられます。
この水準からは、売上に対して株価が過度に割安とも割高とも判断しづらい状況です。
ただし、
化学業界全体においては今後の需給動向や材料価格の変動に注意を払う必要があります。
出来高は約50,900株と適度であり、
流動性はそこそこ保たれていますが、大きな値動きに備える必要があります。
時価総額は約1377億8千万円、
発行済株数は35,511千株となっています。
この規模は中堅クラスの企業として、流動性と株式の安定性の両面で一定のバランスを持っています。
こうした規模を持つ銘柄は、市場の動きや業績の変化に敏感になりやすいため、投資には注意が必要です。
今週の株価は、前日終値の3,870円、始値3,875円と、ほぼ横ばいで推移しています。
高値は3,905円、安値は3,870円となっており、値動きは限定的です。
株価の進行においては、3,870円~3,905円のレンジ内での動きが続く可能性があり、短期的にはこの範囲内での推移を注視したいところです。
配当利回りは1.95%と適度な水準で、安定した配当収入を狙う投資家からも支持を得ています。
また、扶桑化学工業は、果実酸類をはじめとしたファインケミカルや電子材料の需要増に支えられ、長期的な成長見込みもあります。
一方で、化学品価格の変動や原材料の供給状況、新規事業の展開次第ではリスクも存在します。
同社の事業は多角化しているものの、世界的な景気動向や素材価格の動向に左右されやすい点は意識しなければなりません。
総合すると、
PERやPBRの指標から見て割安に評価されている一方、流動性や市場環境の変化を踏まえたリスクも考慮が必要です。
今週は、株価が狭いレンジ内で動いていることから、大きな値動きは限定的かもしれません。しかし、
少ない買い注文でも株価が敏感に反応する局面も考えられるため、
投資を行う際には、
3,870円付近を下値支持線と見て買い向かうか、または値動きの反発を待つ戦略がおすすめです。
以上を踏まえ、扶桑化学工業は今週、
割安指標に目を向ける投資家にとって引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
扶桑化学工業
扶桑化学工業の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 化学
果実酸類大手。リンゴ酸で世界高シェア。電子材料ではウエハ研磨剤原料に強み。
関連テーマ
半導体部材・部品
研磨
シリコンウエハー
食品添加物
ファインケミカル
JPX日経400
前日終値(06/30) 3,870.0円
始値 3,875.0円
高値 3,905.0円
安値 3,870.0円
配当利回り 1.95%
単元株数 100株
PER(調整後) 11.76倍
PSR 1.98倍
PBR 1.32倍
出来高 50,900株
時価総額 137,782百万円
発行済株数 35,511千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
