三機工業の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場する三機工業(1961)を取り上げます。
同社は建設業界の主要企業であり、
三井グループの一角を占め、設備工事の総合エンジニアリングを展開しています。
主にプラント、搬送システム、環境関連の事業に強みを持ち、
特に省エネ空調やコージェネレーションといった環境配慮型の技術開発に注力している点が特色です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が目を引きます。
まずPER(調整後)は12.59倍となっています。
市場平均が概ね15倍前後とされることを踏まえると、
相対的には割安感がある水準といえます。
ただし、
建設業界の中にはPERが低めに推移する企業もあるため、
単純比較だけでは評価を確定できません。
一方、PBRは2.11倍で、
こちらも2倍を超える高値であり、
純資産と比較すると市場価値は高まっていることがわかります。
仮に今後、安定した業績と堅実な成長を背景に企業価値が向上すれば、
株価の上昇余地も期待できるでしょう。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.88倍と低めの水準です。
PSRが低いということは、売上高に対して株価が比較的割安に評価されている可能性を示しています。
ただし、
建設業界は大型案件や設備投資による変動が大きいため、
PSRだけで過度に期待しすぎないことも大切です。
出来高は約21万5千株と、比較的堅調であり、
流動性も一定程度確保されています。
そのため、
投資の際には流動性リスクを念頭に置きつつも、
比較的短期的な値動きを見ながら戦略を立てることが可能です。
時価総額は約22,465億円と中規模クラスに位置しており、
発行済株数は54,661千株となっています。
こうした規模感の銘柄は、一定の市場の流動性がある一方で、
株価の変動には留意する必要があります。
今週の値動きとしては、
前日終値は4,050円、始値も4,040円と堅調な推移を見せており、
4,150円まで高値をつける場面も観察されました。
株価の動向を見ると、4,100円台を維持できるかどうかが焦点になりそうです。
配当利回りは4.01%と、安定したインカムゲインを狙える水準であり、
株主優待制度はありませんが、長期保有による安定した収益期待も可能です。
建設業は、インフラ投資や環境関連事業の拡大を背景に、
中長期的な需要増が見込まれます。
一方で、公共事業の予算変動や原材料価格の高騰、景気動向の影響など、
未解決の課題も存在します。
同社は設備工事およびエンジニアリング分野で多様な事業を展開しているものの、
環境技術や社会インフラの変化に敏感であるため、情報収集と戦略の練り直しは欠かせません。
総合すると、
PERやPBR、PSRの観点からは株価が割安に見える一方、
流動性や業界動向といったリスク要素も意識する必要があります。
今週は、経済環境や公共事業の動向次第で株価が変動しやすいため、
大きな値動きは少ない可能性がありますが、
投資タイミングや買い下がりポイントを見極める上で、値動きには注意を払うことが重要です。
投資判断に際しては、流動性の状況や、市場全体の動きと合わせて、
4,000円台を下値として見て、徐々に逆張りまたは値動きの流れを狙う戦略も有効です。
以上を踏まえ、
三機工業は今週、
割安指標と安定的な事業基盤に着目する投資家にとって、
引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
三機工業
三機工業の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 建設業
三井系。設備工事大手。プラントなど総合エンジニアリング。搬送、環境関連に強み。
関連テーマ
省エネ空調
コージェネレーション
クリーンルーム
その他原子力発電関連
大気汚染
下水道
水道関連
産業廃棄物処理
電力設備投資関連
FA関連
省エネ関連
建設
データセンター
物流
前日終値(06/30) 4,050.0円
始値 4,040.0円
高値 4,150.0円
安値 4,025.0円
配当利回り 4.01%
単元株数 100株
PER(調整後) 12.59倍
PSR 0.88倍
PBR 2.11倍
出来高 215,600株
時価総額 224,657百万円
発行済株数 54,661千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
