ニチコンの株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証プライム市場に上場するニチコン(6996)を取り上げます。
同社は世界有数のコンデンサーメーカーであり、特にアルミ電解コンデンサーが主力事業となっています。
近年は、電気自動車(EV)や家庭用蓄電システムといった次世代電気機器への積極的な展開を進めており、
新たな需要獲得に向けた動きが注目されています。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が目を引きます。
まずPER(調整後)は13.90倍となっています。
市場平均が概ね15倍前後とされることを踏まえると、
相対的には割安感がある水準といえます。
ただし、
電気機器セクターの中にはPERが低めに推移する企業もあるため、
単純比較だけでは評価を確定できません。
一方、PBRは0.75倍で、
こちらも1倍を下回ることから、
企業価値が純資産に対して低く見積もられている可能性を示唆します。
仮に事業が安定的に推移し、成長が見込まれるならば、株価の上昇余地は十分にあります。
さらにPSR(株価売上高倍率)は0.47倍と低水準です。
PSRは売上に対して株価がどの程度評価されているかを示す指標ですが、
ここまで低いと
「売上に対して株価が割安になっている」とも解釈できます。
ただし、
電気機器業界は売上高の変動が大きい場合もあり、利益率の確認や事業の成長性を総合的に見る必要があります。
出来高は直近で144,800株と標準的な水準で、
流動性も比較的安定しています。
そのため、
投資の際には一定の取引が成立しやすいと考えられます。
時価総額は約837億円で、
発行済株数は7,000万株です。
この規模は、中堅規模の企業として適度な流動性を保ちながらも、
市場からの注目も集めやすい特徴があります。
今週の値動きに関しては、
前日終値は1,189円、始値は1,188円、
高値が1,198円、安値が1,178円となっています。
株価はおおむね1,180円~1,200円のレンジ内で推移しており、
この範囲内での動きに注視したいところです。
配当利回りは3.01%と安定的な収益を期待できる水準で、
長期保有やインカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。
今後も、
EVや蓄電池を含む電気機器、自動車部品、電源関連のテーマにおいて、
ニチコンの事業拡大と需要喚起が期待されます。
一方で、業界の競争激化や原材料価格の変動、技術革新のスピードなど、
さまざまなリスクも存在します。
総合的に見ると、
PERやPBR、PSRの低水準からは割安感がある一方、
流動性や市場動向を注視しながら投資判断を行う必要があります。
今週は、国内経済や電気機器業界全体の動きが落ち着いた状況にありますが、
一定の値幅変動や材料次第で株価が動きやすい局面とも考えられます。
投資を検討する際は、流動性や価格の節目となるポイントを意識しながら、
> 1,180円台を下値支持線と見て買い向かうのか、
あるいは反発を待って値幅を狙う判断をすることをおすすめします。
以上を踏まえ、
ニチコンは今週、
業績とテーマの両面から割安感が存在する銘柄として、
引き続き注目しておく価値があると言えるでしょう。
ニチコン
ニチコンの株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 電気機器
世界有数のコンデンサーメーカー。アルミ電解が柱。EVや家庭用蓄電システムなど積極化。
関連テーマ
電気自動車関連
ワイヤレス充電
ハイブリッド車関連
電気機器
電源
自動車部材・部品
電気自動車充電器
リチウムイオン電池
蓄電池
LED照明
水素
ペロブスカイト太陽電池
前日終値(06/30) 1,189.0円
始値 1,188.0円
高値 1,198.0円
安値 1,178.0円
配当利回り 3.01%
単元株数 100株
PER(調整後) 13.90倍
PSR 0.47倍
PBR 0.75倍
出来高 144,800株
時価総額 83,720百万円
発行済株数 70,000千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
