歌舞伎座の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週の注目銘柄として、東証スタンダード市場に上場している歌舞伎座(9661)を取り上げます。
歌舞伎座は、伝統的な歌舞伎芸術を中心に、劇場の運営と物販・飲食提供を行うサービス業であり、主に松竹に劇場賃貸を行う不動産事業も展開しています。場内外での物販や飲食サービスにより、観劇客や観光客からの収益を得ているのです。
同社の株価動向を考察するとき、次の指標に注目したいと思います。
まず、前日の終値は4,585円と、株価は安定した値動きを見せています。始値は4,590円、高値は4,600円、安値は4,585円と、1日を通じてわずかしか変動していません。これは、現状の市場において、流動性はそれほど高くないものの、大きな値動きなく推移していることを示しています。
株価の評価指標を見ると、PER(調整後)は203.09倍と高水準にあります。一般的に、市場平均のPERは10倍から20倍程度とされる中、かなり割高感があるといえます。一方で、PBRは4.95倍で、純資産に対して高い評価を受けているとも考えられます。
また、PSR(株価売上高倍率)は18.02倍と、売上に対して株価が高く評価されていることも分かります。これらの指標からは、株価が現在の事業価値を上回る期待を背景に高水準で推移している様子が伺えます。ただし、投資判断においては、高PERや高PSRが示す過熱感も念頭に置く必要があります。
出来高は、1日あたり5,400株と比較的少なめで、流動性に乏しい状況です。そのため、ちょっとした売買でも株価が大きく動きやすく、流動性リスクについても留意すべきと言えます。時価総額は約56億円と、中規模でありながら、観光や文化産業の側面から長期的な支持を集めている面もあります。
株価の動きとしては、前日終値付近での推移が続き、4,600円付近での抵抗線と見る展開も考えられます。今後のポイントとしては、この水準を維持できるかどうかが重要でしょう。
配当利回りは0.10%と非常に低く、直接的なインカムゲインを狙うには向きませんが、観光需要の安定や文化的価値を背景に長期的な株価上昇を期待する投資も可能です。
一方で、観光時期や芸術・文化に対する政治的・経済的な動向、また、新型コロナウイルスの影響による観客動向の変化など、一定の不透明要素も存在します。特に観光業界の回復や文化振興政策の動きには注意が必要です。
総じて、PERやPBRが高めながらも、株価の割安感や業績の安定性を考慮すると、今後も市場の期待を背景に株価の上昇余地が見込める銘柄といえるでしょう。
今週は、観光需要の動きや文化イベントの開催状況によって、株価に変化が出る可能性もあります。
投資の際には、流動性やリスクを十分に考慮しながら、4,600円を下値支持線と見て買い向かうか、もしくはさらなる反発待ちで値幅を狙う戦略も検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、歌舞伎座は今後も伝統文化の重みとともに、市場の期待を反映した動きが続く可能性があるため、文化・観光関連の銘柄を重視する投資家にとって引き続き注目すべき銘柄と言えるでしょう。
歌舞伎座
歌舞伎座の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 サービス業
歌舞伎座の家主。松竹向け劇場賃貸が主力。場内外で物販・飲食提供。
関連テーマ
アベノミクス関連
クールジャパン
ビル賃貸
外食
弁当
インターネット通信販売
イベント
前日終値(06/30) 4,585.0円
始値 4,590.0円
高値 4,600.0円
安値 4,585.0円
配当利回り 0.10%
単元株数 100株
PER(調整後) 203.09倍
PSR 18.02倍
PBR 4.95倍
出来高 5,400株
時価総額 55,982百万円
発行済株数 12,170千株
株主優待 歌舞伎座招待券
購入金額 最安---
