ゼロの株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場しているゼロ(9028)を取り上げます。
同社は旧日産陸送であり、中古車輸送を中心に、国内外の一般貨物輸送事業や多角的な物流サービスを展開しています。
また、香港のTCILグループの一員として、国際輸送や物流インフラの強化にも注力しています。
陸運業に分類されるものの、
中古車輸送のトップ企業として長年の実績を持ち、多様な輸送ニーズに対応することで安定的な収益基盤を築いています。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が注目されます。
まずPER(調整後)は12.45倍となっています。
市場平均が概ね15倍前後とされることを踏まえると、
相対的には割安水準にあります。
ただし、
陸運業界の中にはPERが低めに推移している企業も存在するため、
単純な比較だけでは判断しきれない側面もあります。
一方、PBRは1.44倍で、
こちらも1倍超となっており、
企業の純資産と比較して、株価は相応の評価を受けていることが示唆されます。
加えて、PSR(株価売上高倍率)は0.38倍と比較的低い水準です。
この指標は、売上に対する株価の評価程度を示すものであり、
低めのPSRは「売上規模に対して割安な評価」とも捉えられます。
しかしながら、
物流・陸運業では利益率や収益の安定性が重要となるため、
PSRだけの評価には注意が必要です。
出来高は約25,100株と比較的堅調です。
流動性の観点からは一定の支持を得ているといえますが、
大きな売買動きがあるわけではないため、急激な値動きには注意が必要です。
また、時価総額は約537億円、発行済株数は1,756万株となっており、中規模の銘柄です。
こうした規模の銘柄は、市場の動きや業界の状況に影響を受けやすく、
投資時には流動性リスクも考慮しておく必要があります。
今週の株価動向を見ると、
前日終値(06/30)は3,055円、始値は3,030円、最高値は3,075円、最安値は3,005円となっており、
概ね3,000円台で推移しています。
株価は一時的に3,075円の高値をつける場面もあり、
今後は3,000円を下値サポートラインとして維持できるかがポイントとなりそうです。
配当利回りは4.52%と高めであり、株主にとって魅力的なインカムゲインも期待できる水準です。
これにより、安定志向の投資家からの支持を集め、下値を支える要因になる可能性があります。
物流・陸運業界は、国内外の経済状況やインフラ整備の進展に伴い、中長期的には需要拡大が見込まれます。
一方で、経済の変動や燃料価格の高騰、労働力不足といったリスク要素も存在します。
また、香港など国際物流を展開していることから、為替や規制の変化にも注意が必要です。
総じて、
PERやPBR、PSRの観点からは利益面や資産評価は適正もしくは割安に映るものの、
流動性やグローバルなリスク要素を考慮すると慎重な判断が求められます。
今週の価格動向においては、
大きな値動きは見込みにくいものの、
少量の買い注文でも株価が動きやすい状況です。
投資を考える場合は、
3,000円の下値支持線を意識して買い向かうか、あるいは反発を狙って値幅を追う戦略も有効です。
以上の視点を踏まえ、
ゼロ(9028)は今週、割安指標や配当利回りの高さを重視する投資家にとって、
引き続き注目に値する銘柄といえるでしょう。
ゼロ
ゼロの株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 陸運業
旧日産陸送。中古車輸送首位。一般貨物輸送等に多角化。香港TCILグループ。
関連テーマ
人材派遣
陸運
国際会計基準
MaaS
前日終値(06/30) 3,055.0円
始値 3,030.0円
高値 3,075.0円
安値 3,005.0円
配当利回り 4.52%
単元株数 100株
PER(調整後) 12.45倍
PSR 0.38倍
PBR 1.44倍
出来高 25,100株
時価総額 53,734百万円
発行済株数 17,560千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
