日本坩堝の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場する日本坩堝(5355)を取り上げます。
同社は特殊耐火物の大手メーカーで、鋳造用ルツボが主力製品です。また、工業炉や焼却炉のエンジニアリング事業も展開しており、ガラス・土石製品業界を中心に幅広く事業を展開しています。
産業用セラミックスや特殊耐火物の需要は、鉄鋼や太陽電池製造装置、自動車部材など多岐にわたるテーマに関連しており、中長期的な成長基盤が期待できるのが魅力です。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が注目されます。
まず前日終値は605.0円で、始値も同じく605.0円となっています。
高値は608.0円、安値は598.0円と、狭いレンジ内で推移しています。このことから、一定の価格帯での安定感が見て取れます。
次に、 配当利回りは2.97%と、株主優待のQUOカードとともに、安定したインカム収入が望める点も魅力です。
PER(調整後)は10.87倍と、
市場平均の15倍前後と比べて割安感がある水準です。
これは、株価水準に対して企業の収益力が比較的高いことを示しています。
また、PBRは0.76倍と、1倍未満の水準であり、
こちらも企業価値が純資産に対して割安評価されている可能性を示唆しています。
仮に、業績が安定的に推移し、今後の成長が見込めれば、株価の上昇余地は期待できるでしょう。
加えて、PSR(株価売上高倍率)は0.43倍と、非常に低い水準にあります。
売上に対して株価が割安になっていると考えられ、潜在的な割安感がうかがえます。
ただし、
この指標だけに頼らず、利益率や事業の安定性も併せて確認する必要があります。
出来高は13,900株と比較的取引が活発とは言えません。
流動性はあまり高くないため、大きな売買注文があった場合に株価が大きく揺れるリスクも考慮すべきです。
時価総額は約4,269百万円で、
発行済株数は7,045千株と適度な規模となっています。
こうした規模の銘柄は、流動性不足から値動きが荒くなる可能性もあるため、投資の際には十分な注意が必要です。
直近の株価動向としては、
前週末の終値が605円、始値も605円で推移し、一時608円まで値を上げる場面も見受けられました。
株価の動きとしては、605円付近を固められるかどうかが引き続きポイントになりそうです。
配当利回りが約3%と高水準なことから、投資資金の流入も期待できる状況です。
産業用セラミックスや特殊耐火物の需給動向は、鉄鋼や自動車、太陽電池などにおいて重要なテーマです。今後も高い需要が見込まれる一方で、原材料価格高騰や中国を中心とした供給過剰の影響など、不透明要素も存在しています。
同社の事業は、多角化された顧客基盤と安定した需要を背景に堅調に推移していますが、海外展開の状況や競争激化には注意を払う必要があります。
総合的に見ると、
強みとされる割安指標の水準から投資妙味は高い一方、流動性リスクや原材料コストの変動リスクを意識したうえでの判断が求められます。
今週は、市場の動きも穏やかに推移しており、大きな値動きは予想されにくいかもしれません。
しかし、少数の買い注文でも株価に影響を及ぼす可能性があるため、投資判断は慎重に進めるべきです。
具体的には、605円付近を下値支持線と見て買い向かうか、反発を待って値幅を狙う戦略を検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、
日本坩堝は今週、
割安指標と安定配当を兼ね備えた魅力的な銘柄として、
引き続き注視していく価値があるでしょう。
日本坩堝
日本坩堝の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 ガラス・土石製品
特殊耐火物の大手メーカー。鋳造用ルツボが主力。工業炉・焼却炉エンジニアリングも。
関連テーマ
鉄鋼
太陽電池製造装置
自動車部材・部品
原子力発電部材・部品
セラミックス
前日終値(06/30) 605.0円
始値 605.0円
高値 608.0円
安値 598.0円
配当利回り 2.97%
単元株数 100株
PER(調整後) 10.87倍
PSR 0.43倍
PBR 0.76倍
出来高 13,900株
時価総額 4,269百万円
発行済株数 7,045千株
株主優待 QUOカード
購入金額 最安---
