玉井商船の株価予想
Last Updated on 2025年7月2日 by 株価予想ポータル

今週注目したい銘柄として、
東証スタンダード市場に上場する玉井商船(9127)を取り上げます。
同社は海運業に属しており、
主に日軽金のアルミニウム原料船を所有し、自社運航を行っています。また、全農向けの穀物輸送にも強みを持ち、幅広い輸送ニーズに応えています。
物流のモーダルシフトや資源循環の観点からも注目されており、
アルミニウム需要の拡大や人材派遣事業との連携によって、今後の成長が期待されます。
今週の株価動向を考察するにあたっては、
以下の指標が重要なポイントとなります。
まずPER(調整後)は1.92倍と非常に低水準です。
市場平均的には約15倍程度とされることを考えると、大きな割安感が伺えます。
ただし、
このPERは、業界の特性や短期的な業績変動も影響している可能性があり、過度に割安と判断するには注意も必要です。
続いて、PBR(株価純資産倍率)は0.43倍と、
こちらも1倍を大きく下回っています。
企業の純資産に対して株価が著しく低い状態は、市場からの評価が低迷している面もありますが、
逆に言えば、純資産面では十分な土台があるとも解釈できます。
もし、今後の業績回復や資産の有効活用が進めば、株価の上昇余地も見込めるでしょう。
さらに、PSR(株価売上高倍率)は0.74倍と低水準です。
売上に対して株価が相対的に割安な状態を示しており、将来的な収益拡大への期待次第では投資妙味が出てきます。
ただし、
売上高の規模や利益率の変動を考慮し、単純な指標だけでの判断は避けるべきです。
出来高は、直近で6,500株と比較的低めで、流動性はそれほど高くありません。
そのため、買いや売りの圧力が小規模でも株価に大きな影響を与える可能性があります。
時価総額は約4,037百万円と、一定の規模を持ちつつも、大型株ほどの静粛性もあります。
発行済株数は1,932千株であり、市場の動きに敏感になりやすい点も留意が必要です。
今週の株価動きとしては、
前日終値は2,066円、始値は2,067円とほぼ横ばいで推移し、
高値は2,112円まで上昇しましたが、下値は2,067円と安定しています。
株価の今後の展望においては、2,100円付近を維持できるかどうかが一つのポイントとなりそうです。
また、配当利回りは現在公表されていませんが、
自社船運航による安定した収益獲得や、輸送需要の持続が期待されることから、長期的に見れば魅力的とも考えられます。
海運業界は、資源価格や物流需要の変動に左右されやすく、
世界経済の動向やエネルギー価格の影響も受けやすい点に留意が必要です。
しかし、玉井商船の事業は自社船の運航によりコストコントロールがしやすい点や、穀物輸送の安定性も堅調な要素です。
総合すると、
PERやPBR、PSRの数値から割安に見える一方、流動性や業界動向に伴うリスク要素も含まれています。
今週は、安定した値動きが続く可能性もありますが、投資判断には流動性や今後の市場環境への注意が必要です。
引き続き、2,100円を底値と考えつつ、株価が反発した際の値幅や流動性に注意しながら投資戦略を検討することをおすすめします。
以上を踏まえ、
玉井商船は今後も、低PER・低PBRの割安指標とともに、事業の安定性や輸送需要の持続性に注目する投資家にとって魅力的な銘柄といえるでしょう。
玉井商船
玉井商船の株価参考指標
企業情報 決算情報
業種 海運業
日軽金のアルミニウム原料船が主体。全農向け穀物輸送にも強み。自社船運航。
関連テーマ
モーダルシフト
アルミニウム
人材派遣
前日終値(06/30) 2,066.0円
始値 2,067.0円
高値 2,112.0円
安値 2,067.0円
配当利回り ---
単元株数 100株
PER(調整後) 1.92倍
PSR 0.74倍
PBR 0.43倍
出来高 6,500株
時価総額 4,037百万円
発行済株数 1,932千株
株主優待 ---
購入金額 最安---
